国際福祉機器展開2

いつもありがとうございます
東大和市リハビリデイサービス
コスモス施設長の神田太郎です!

今回も、国際福祉機器展の
お話しをさせて頂きます。

義理の母が立ち仕事のため
膝や腰に負担のかからない靴はないかと
探していますと
そこに膝の負担軽減する靴というのが
目に飛び込んで来ました。

係りの方に
この靴をはくと、膝などの負担が減るのですか?
と尋ねると
はい従業員全員履いており
効果を肌で感じていますとのこと
多数の高齢者の方に履いてもらい
効果が実証されているようです。

一番興味があったのが
どのような仕組みが膝の負担を減らしているのかでした。

その質問に対して
係りの方は丁寧に話してくれました。

ここからは私の先入観も多少入りますが
膝の負担を軽減する仕組みについてお話しします。

皆様、スクリューホームムーブメントという言葉を
聞いた事があるでしょうか?
たぶん何だそれと思われたと思います。

膝は曲がったり伸びたりします
これは、自分の意思で動かしてますよね
ところが自分の意思ではない動きが混ざってきます。

どういう事かというと
膝が曲がる時、脛は自動的に内側に捻れます
膝が伸びる時は脛が自動的に外側に捻れます。

この動きが混ざる事を
スクリューホームムーブメントと言います。

歩行している時
支持している足の膝は伸びていますよねぇ
もし、曲がってたら支えられないですねぇ!

ということは
膝が伸びている場合、脛は外側に捻れています。

この靴には
踵を地面に着いた時に
脛を外側に捻じりやすくするための装置が
踵についているのです。

この連動した動きを促すことにより
膝への負担を減らしているのです!!

本当にすごい着眼点だなぁと思いました。

まだ膝の変形もなく、違和感位で痛みがさほど強くない方は
予防として試してもいいのではないかと思います。

また、次回もどうぞ宜しくお願い致します。

東大和市リハビリデイサービス コスモス施設長の神田太郎です!

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