姿勢シリーズ6「頭が前に出ている時の対応とは?!」

お久しぶりの
クランク先生です!

前回は
「頭が前に出ているとどうなるか?」
というテーマでした。

今回は
「頭が前に出ている時の対応とは?!」
です。

皆さんは
ご自宅にいるときは
どんな姿勢でいますか?

おそらく
テレビを見たり
何かテーブルで作業をしたり
本を読んだり
する姿勢として
「座位姿勢」を
取っておられるでしょう!

どの様に座っているかというと
例えば
椅子に座ていたり
座椅子に座っていたり
畳に足を投げ出して座っていたり
胡坐をかいていたり
様々な座り方をして
いると思います。

下の図に椅子座位の例を挙げております。

aは意識した直立姿勢
bは自然な座位
cは最も寄り掛かった座位
です。

それぞれ頭部の
重さが
背骨より
前にあることがわかります。

cの姿勢が頭・首を
前に伸ばす傾向が
最も強くなります。

そうすると
頸や肩などに
負担がかかります。

頸・肩などに
負担を
掛けないようにするには
どうすればいいのか?

それには
なるべく
直立姿勢に
近い状態に
することです。

そのために
「①腰にクッション」
を置くのです。

腰にクッションを入れると
背中と頭・首が
伸びて
位置が上がります。

このような姿勢だと
頸などへの負担が
減少します。

その他
気にして欲しいのが
頭を後ろに
反らさないように
「➁少し顎を引く」
ようにしてみて下さい。

練習としては
壁に寄り掛かった姿勢で
頭・背中を
壁につけたまま
顎を引いた姿勢を
保ってみて下さい。

次に
頸の筋力について
お話ししたいと思います。

頭が
後ろに反る姿勢は
頸の前側の筋が
伸ばされて
頸の前側の筋の
筋力が
低下する
可能性があります。

そうすると
頸の前・後での
筋力のバランスが
悪くなり
負担が偏り
痛みを伴う
可能性があります。

対応として
どんな練習が
いいのかといと
寝た姿勢で
「③頭を上げた姿勢」
で3~5秒くらい
保持します。

そうすると
頸の前側の
筋の筋力を
向上させることができます。

以上おさらいしますと・・・

頭が前に出ている
傾向の方は
頸・肩などに
負担をかけないために

座っている時に
「①腰にクッション」を入れる
さらに「➁少し顎を引く」
頸の前の筋力を
つけるために
寝た姿勢で
「③頭を上げた姿勢」を保つです。

気になる方が
いらっしゃいましたら
是非やってみて下さい。

皆様の
健康のために
より良い情報を
またお送りしたいと思います。

次回もどうぞ宜しくお願い致します。



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