お久しぶりの
クランク先生です!
前回は
「頭が前に出ているとどうなるか?」
というテーマでした。
今回は
「頭が前に出ている時の対応とは?!」
です。
皆さんは
ご自宅にいるときは
どんな姿勢でいますか?
おそらく
テレビを見たり
何かテーブルで作業をしたり
本を読んだり
する姿勢として
「座位姿勢」を
取っておられるでしょう!
どの様に座っているかというと
例えば
椅子に座ていたり
座椅子に座っていたり
畳に足を投げ出して座っていたり
胡坐をかいていたり
様々な座り方をして
いると思います。
下の図に椅子座位の例を挙げております。
![](http://higashiyamato-cosmos.com/wp-content/uploads/2020/06/姿勢6-1024x566.jpg)
aは意識した直立姿勢
bは自然な座位
cは最も寄り掛かった座位
です。
それぞれ頭部の
重さが
背骨より
前にあることがわかります。
cの姿勢が頭・首を
前に伸ばす傾向が
最も強くなります。
そうすると
頸や肩などに
負担がかかります。
頸・肩などに
負担を
掛けないようにするには
どうすればいいのか?
それには
なるべく
直立姿勢に
近い状態に
することです。
そのために
「①腰にクッション」
を置くのです。
腰にクッションを入れると
背中と頭・首が
伸びて
位置が上がります。
このような姿勢だと
頸などへの負担が
減少します。
その他
気にして欲しいのが
頭を後ろに
反らさないように
「➁少し顎を引く」
ようにしてみて下さい。
練習としては
壁に寄り掛かった姿勢で
頭・背中を
壁につけたまま
顎を引いた姿勢を
保ってみて下さい。
次に
頸の筋力について
お話ししたいと思います。
頭が
後ろに反る姿勢は
頸の前側の筋が
伸ばされて
頸の前側の筋の
筋力が
低下する
可能性があります。
そうすると
頸の前・後での
筋力のバランスが
悪くなり
負担が偏り
痛みを伴う
可能性があります。
対応として
どんな練習が
いいのかといと
寝た姿勢で
「③頭を上げた姿勢」
で3~5秒くらい
保持します。
そうすると
頸の前側の
筋の筋力を
向上させることができます。
以上おさらいしますと・・・
頭が前に出ている
傾向の方は
頸・肩などに
負担をかけないために
座っている時に
「①腰にクッション」を入れる
さらに「➁少し顎を引く」
頸の前の筋力を
つけるために
寝た姿勢で
「③頭を上げた姿勢」を保つです。
気になる方が
いらっしゃいましたら
是非やってみて下さい。
皆様の
健康のために
より良い情報を
またお送りしたいと思います。
次回もどうぞ宜しくお願い致します。
![](http://higashiyamato-cosmos.com/wp-content/uploads/2019/12/20191208_141903-1-1024x768.jpg)