皆様こんにちは
東大和市リハビリデイサービス
コスモス、相談員の神田智美です。
今日は、先日コスモスで
行った、心のプログラムに
ついて書かせて頂きます。
ご利用者様が少人数と
なった、とある日
「何かいつもと違う事をしよう!」
という施設長の発案もあり
心のプログラムを
応用させたゲームの
ようなプログラムを
行わせて頂きました。
アンガーマネジメントを
学ぶ中で、時々取り上げられる
ものでもあります。
その手順とは・・・
ご利用者様と職員が
まず輪になって着席します。
1枚ずつ紙を配り・・・
①最近頭に来たことを3つくらい
紙に書いてもらいます。
(自分の身に起きたことでも
テレビ等で見聞きした事でも
友人から聞いた話でもなんでも
構いません)
②それをそれぞれ皆に発表します。
(言いたくない内容は
言う必要はありません)
③司会者が”怒りの温度計”について説明します。
④ ①で書いた“最近頭に来た事”
が怒りの温度計(0~10)の
どれくらいになるのかその点数を
つけてみます。
⑤ 次に、頭が来た事をしめる単語に
ついて、思いつく限りの単語を
紙に列挙してもらいます。
⑥ 思い思いにそれらの単語を
発表してもらいます。
これは、自分の怒りを
意識化する出発段階の
作業であり、ゲーム的要素も
含んでいます。
今回はご利用者様とその日の
職員全員が参加して行いました。
日頃のちょっとしたイライラについて
お互いに発表し、シェアをして
共感し合うことで心の距離を
近づける要素もあります。
人間とは喜怒哀楽という感情をもつ
感受性豊かな生き物です。
しかしながら、とりわけ“怒”という
感情についてはマイナスのイメージが
強く、良くない感情の様に思われがちです。
怒りの感情はけして否定されるものではなく
正しく扱い、自分でコントロールする事で
よりより人間関係を構築する事ができます。
今回はその入り口部分を
皆さんに体験して頂きました。
また機会がありましたら
心のプログラムも開催していきたいと
思っています。
今回参加し、ご協力くださいました
ご利用者様、スタッフの皆様に
心から御礼申し上げます。
~ありがとうございました~
智美