百人一首

皆さんこんにちは
東大和市リハビリデイサービス
「コスモス」相談員の神田智美です。

今日は一日雨の様です。
朝から本当に良く降っています。

「規模縮小」に入って初日の今日は
数名のご利用者様とスタッフ2名
(施設長と私)だけで営業を
させていただきました。

例え”規模を縮小”しても
来れば楽しいデイサービス
そして何か新しいものがある
デイサービスを目指し
数日前から新しい試み?
をさせていただいています。

それは・・・

百人一首です。

きっかけは「コスモス」の
休憩スペースにおいてあった
小さな小さな百人一首…

私たちが小・中学生の頃
手にした百人一首とは
随分と異なります。

~イラストがかなりシュールです~

それを手にとってくださった
ご利用者さまとの会話です。

「小学生の頃、覚えさせられたよね~」

「今ならもうちょっと興味あるのに…」

「ほとんど憶えてないなぁ

「何かうっすら記憶が…」

「坊主めくりしか覚えてない・・」

百人一首といえば日本古来の短歌です。

日本人として、知っていて
きっと損はない…。

一年かけるくらいの
気持ちでとりくめば
100首克服出来るかも!!

となり、
いざ、百人一首を
勉強して(知って)みよう
となりました。

そのような訳で・・・

今回の一句は

どう見ても
イラストがシュールすぎます!!

気を取り直して・・・


この短歌の意味です。

《意味》
秋の田んぼのそばに立てた
仮の小屋は、草で編んだ屋根
なので隙間だらけ・・・

私の袖は夜露にずっ~と
濡れてしまうなあ。

という意味だそうです。

色々勉強してみると

この句の詠み人は天智天皇
とされていますが、実は
天智天皇がつくった歌ではない
可能性が大きいようです。

当時、お米の番等をしていた
農民さんが詠んだ歌ではないか
と言われています。

(確かに、当時の天皇が
 草で編んだ仮小屋の
 事は良く知らないかも・・・)

大化の改新の英雄だった
天智天皇は国民から大変
人気があったそうです。

”国で一番偉い天皇なのに
国民(農民)の気持ちをよ~く
理解してくれている!”と
考えていた国民の思いから
「天皇がお読みになった句である」と
伝えられるようになったようです。

百人一首を知る事で
日本史についても
学び直す機会を得る
事が出来ました。

もっと真面目に勉強を
しておけば良かったなあと
最近つくづく思います。

でも、何事も
「遅すぎるという事なない!!」

と誰かが言っていました。

今からでも
百人一首や日本の歴史を少しずつ
勉強し直してみたいと思います。

どうぞ時々お付き合いくさい。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

今日は寒い一日になりそうです。
皆様、どうぞ暖かくして
お過ごしください。
           智美

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