国際福祉機器展開3

いつもありがとうございます
東大和市リハビリデイサービス
コスモス施設長の神田太郎です!

今回も、国際福祉機器展の
お話しをさせて頂きます。

義理の母が立ち仕事のため
膝や腰に負担のかからない靴はないかと
探していますと
そこに膝の負担軽減する靴というのが
またまた目に飛び込んで来ました。

係りの方に
この靴を履くと
膝などの負担が減るのですか?と尋ねると
多数の高齢者の方に履いてもらい
効果が実証されているようです。

一番興味があったのが
どのような仕組みが
膝の負担を減らしているのかでした。

その質問に対して
係りの方は丁寧に話してくれました。

ここからは私の先入観も多少入りますが
膝の負担を軽減する仕組みについてお話しします。

皆様、膝のお話でO脚という
あしの変形をご存じでしょうか?
膝が外側にずれて
あしがアルファベットのOの字の様な形になることを言います
日本人はO脚が多いと言われています。

そのため、膝の内側部に圧がかかり
痛みを伴う場合もあります
また、O脚により
他の部位、例えば腰の痛みを併発する場合もあります。

先ほど膝の内側が痛くなるとお話しました。

よく靴の中敷きの外側を高くして
膝の内側にかかる圧を
軽減する方法が取られていました
難点として、立つときに
どうしても外側が高いので
違和感がありました。

今回紹介する靴は、逆転の発想を取っていました。

なんと!内側を低くして
相対的に外側を高くしてあるのです
しかも、歩行中荷重している時だけで
そのあとは元の形に戻る素材になっています。

これもまた本当にすごい着眼点だなぁと思いました。

O脚の方でも進行の予防や
まだ膝の変形がないが
違和感位で痛みがない方でも
予防として試してもいいのではないかと思います。

また、次回もどうぞ宜しくお願い致します。

そのあとは元の形に戻る素材になっています。

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