姿勢シリーズ5「頭が前に出ているとどうなるのか?」

いつもありがとうございます
東大和市リハビリデイサービス
コスモス施設長の神田太郎です!

お久しぶりの
クランク先生です!

今回は
姿勢シリーズ第5弾
「頭が前に出ているとどうなるのか?」
について
お話したいと思います。

年齢を重ねると
顎が前に出て来て
頭が前に位置している方を
よく見かけます。

また
若い方にも
見かけることも
少なくありません。

ストレートネックとも
言われる場合があります。

このように
頭が前に出ると
頸の彎曲がなくなり
真っすぐになってしまいます。

彎曲があることににより
スプリングの作用で
衝撃を吸収する
構造になるのですが
頸が真っすぐだと
衝撃がダイレクトに
首にかかります。

そうすると
首に負担がかかり
痛みが出てきます。

さらに詳しく
お話して行きましょう!

首が前に
そのまま倒れると(曲がると)
視線は
下を向いたままになります。

視線を上に向けるため
首は前に倒れたまま
顎を上に挙げます。

別な言い方をすれば
頭だけを
後ろに傾ける事になります。

そうなると
首の前の筋肉が
伸ばされ続けます。

そうすると
筋肉の
伸び縮みがし難くなり
筋肉が
弱くなってきます。

首の前の筋肉には
多くのセンサーがあります。

何をしているかというと
首の動きや傾きなどの情報を
脳などに送ります。

その情報を元に
働く必要のある筋肉に
指令を出します。

首の前の筋肉が
上手く働かないと
例えば・・・
「会話や咳をする事、飲み込み」などに
支障を生じます。

なぜなら
先ほどお話しした通り
必要で正確な情報が
伝わらず
会話や咳、飲み込みに
必要な筋肉が
上手く働けなくなるからです。

最近・・・
会話や咳、飲み込みが
し難くなったなあ
と思われる方は
もしかしたら
首の姿勢が
関係しているかもしれません。

姿勢を修正したり
首の前側の筋肉を
鍛えることで
首が楽になった
飲み込みがし易くなったという
利用者様もおられます。

次回はどのように対応していくかをお話したいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します!

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